証し ― 2012/10/26
誰でも長く生きれば生きるほど、人生の転機を経験する。
転機は、自他共に認める劇的なものだったり、実は自分にしかわからないささやかな、でもものすごい転機だったり。
そういう転機を経験して、私たちは成長していくのだろうな。
転機の時には、「これぞ、人生の奥義!これでこの先もやっていける!」と悟った誇らしい気持ちになったりする。
けれども、時がたつにつれ、「やっぱり、まだまだだな」と思う。
聖書にも書いてある通り、「悟ってはならない・・・」 なんだろう。
この世は、無常。いつもいつも、私たちを存在たらしめている絶対の存在に、祈りつながり、智恵と愛をいただいて生きることを求められているんだろう。
私にも今、人生の何度目かの転機が来ている。
はたから見れば大したものではないだろう。
客観的に見ればもっと大変な試練も修羅場もくぐって来た。
でも、私にとって今が、大きな大きな恵みの時。
右側顔面神経麻痺。
笑えなくなって、初めて知った。
「笑顔になれること」
これは、あたりまえのことではなく、神様が与えてくれた宝物。
聖書的に言うなら、賜物。
賜物は、精一杯生かすことが求められている。
周りの人のために、そしてめぐりめぐって自分のために。
周りの人に、笑顔を向けること、微笑みかけること。
今まで、私はどれだけこのことを軽視し、怠ってきただろう。
微笑みかける人を選別してきたことだろう。
誰にでもできて、いちばん尊いこと。
一番、大切な賜物、微笑みかけること=愛。
今、私はこのことを教えられた。
私の人生にとって、こんな大きな恵みはない。
早く、治って、微笑みたい。
今は、心で微笑む練習。(^^)
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